ドライブスルー洗車

どろんこハスラー

洗車しよう

 

コイン チャリン

チャリチャリチャリン

どろんこハスラー

ドゥルドゥルドロン

ちょっとやそっとじゃだめそうだ

コイン チャリン

チャリチャリチャリン

1200まんえんかかったよ

 

車の中で見学だ

窓はしめたかオッケイか?

窓をあけたらオシマイだ

 

かくごはいいか?オッケイか?

あたりが暗くなってきた

まえから何かがやってくる

ぐるぐるぐるぐるモンスター

うしろも何かがやってくる

ぐるぐるぐるぐるモンスター

どろんこハスラーはさみうち

 

台風大雨バシャバシャバシャ

せっけんビュルビュルあわあわあわ

わしゃわしゃわしゃわしゃ

シャッシャッシャッシャッ

ザッザッザッザッ

ジャンジャンジャンジャン

シャーーーーーシャーーーーー

ザンザンザンザン

シャーーーーーシャーーーーー

ザドルンザドルン

ぐるぐるぐるぐる

ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる

 

車の中で女がさけぶ

ギャーきゃーギャーきゃー

こわいこわいドンドンドンドン

出して出してドンドンドンドン

 

雨風すこし弱まった

ザンザンザンザン

ジャンジャンジャンジャン

シャンシャンシャンシャン

シャッシャッシャッシャッ

サンサンサンサン

サーサーサーサー・・・

 

まえから何かがやってくる

おおきなおおきなドライヤー

 

バビューンばびゅーん

バーバーバーバー

スースースースー

バーバーバーバー

ヒューヒューヒューヒュー

バーバーバーバー

シハーーーーーシハーーーーー

スルスルスルスル・・・

 

きれいになったどろんこハスラー

つるぴかハスラーきゅりんこ♪

 

ありがとありがとありがとう

 

できないこと

スポーツ用品店へ行った。

運動靴コーナーに車椅子のスタッフさんがいらっしゃった。

目が合うとニコッと微笑んでくれた。

一生懸命「いらっしゃいませ~!」と明るい声を出している。

様子を見ていると少しだけ知的な障がいもお持ちかもしれない。

 

この方はもしかしたら、

棚の間を素早く動けないかもしれない。

高い場所にある靴を取れないかもしれない。

素早く話したり調べたりできないかもしれない。

色んな気持ちになった。

 

色んな気持ちになりながらその辺をうろうろして、

元の靴コーナーに戻ると、

うちのかーちゃんがそのスタッフさんに何かを尋ねていた。

 

スタッフさんは専用スマホを活用し、

希望のサイズや色の情報を打ち込み在庫を調べてくれていた。

ゆっくり操作をしていて、少し時間がかかった。

話がとても分かりやすいというわけでもない。

しかしとても親身になってくれて一生懸命だ。

 

かーちゃんが希望している靴が棚の高い場所にあった。

「あれだ!」

スタッフさんからはその靴がとどかない。

 

かーちゃんが棚からその靴を取った。

 

そうだ。

できる人がやればいい。

 

会計が済み、

「ありがとうございました!」と花が咲くような笑顔で見送ってくれた。

世の中には笑顔がない店員さんってたくさんいる。

素晴らしい接客を受け、とても嬉しい気持ちで帰った。

 

誰にでも、できることできないこと、得意不得意がある。

できない人のことを、できる人が手助けすればいいし、

できなくても、できないなりに、できる限りのことを

ゆっくり、一生懸命やればいい。

そう感じた。

となりの受験生

毎週公民館で勉強していると、

「あ、この人前もいたな」とか

「あ、この子は高校受験生だな」とか

分かってくる。

 

私の近くに座る女の子がいる。

高校受験生だ。

なんで分かったか?

それは過去問題集を持っているから。

 

この前その子にあるタイミングで

「高校受験生?私塾講師してて。どこ受けるの?」と話しかけてみた。

 

にこにこ挨拶が上手で

愛想の良い子だ。

 

今日は、その子にお菓子の差し入れをしてみた。

この世の中、親切心も不審者扱いになる。

ドキドキした。

笑顔で受け取ってくれた。

そして国語の過去問回答用紙を見せてくれて、「時間が足りなくて💦」とアドバイスを求めてくれた。

 

今その子の隣でこのブログを書いてる。

 

合格してほしいなぁ🌸

例のおじさん

今日は日曜日。

公民館で勉強する日だ。

 

しかしここ2〜3週間ほど、

例のおじさんがいないのだ。

 

寒いのに

どこにいるんだろう。

 

大丈夫かなぁ。

 

一言もしゃべったことないけど、

いいおじさんってのはなんとなくわかる。

なんだか心配。

 

まぁ、

勉強するか。

 

首里公民館のシーサー

前に公民館のブログを書いたと思う。

「日曜日に公民館で勉強なんて続かないっしょ~」

と思っていたあなた。

私もそう思っておりました。笑

実はその後も、継続して通っております。

 

フリースペースにはいろんな人がいる。

高校受験生やなにかの資格にむけて勉強している大人。

わたし。

そして浮浪者。

 

浮浪者の方は、60才ぐらいのおじさん。

身なりが少しだけどろんこでぼろぼろ、白ひげもじゃもじゃ。

私が小さかった頃、こういうおじさんってたくさんいた。

今は少ない。

 

この方は、みんながカリカリ静かに勉強していても気を使うことがない。

「ふぁ~~~むにゃむにゃ・・・」と言ったり、

何かを引きずりながらあっちこっちうろうろしたり、

DJのようにラジオを流したりする。それもなかなかの音量で。

 

そのおかげで

こっちはかなりの集中力が身についている。

そして自分が物音を立てたり動いたりすることに気を遣う必要がない。

かなりストレスフリーだ。

私は実家のように過ごしている。

 

この方の良いところはそれだけではない。

絶対に「変なこと」をして他人を怖がらせることがない。

というか他人に興味が無さそう。

そしておそらく、この方のおかげで「本物の変な人」が寄ってこない。

 

だから、私はこの方を「シーサー」と呼んでいる。

この公民館の守り神。

 

また明後日の日曜日が楽しみだ。