首里図書館

に来ている。まさに今。

首里公民館でこれを書いている。

 

私はもともとこの辺の出身で。

先週たまたま何かの帰りに散歩がてらこの当蔵町を回った。

首里公民館は遊び場だった。

久しぶりに中に入ると、

フリースペースで老若男女さまざまな人が勉強していた。

その中に1人だけ浮浪者もいた。

多少不安に思ったが、

一昔前は浮浪者なんてそこらじゅういたことを思い出した。

 

なんか良い感じに成り立っているこの空間が、新鮮でもあり懐かしくもあり。

私はしばらく日曜日はここで勉強することを決めた。

そんで今、ここにいる。

 

普通なにかの空間にお邪魔したとき

「だれかきた」

ってパッと見られたりする。

ここはなんか違う。

私がここに入ってきたことも

私がペットボトルを落としてしまった音も

座った場所も

だれもなにも気にしていない。

いいなぁ。

 

だれでも使っていいこの机と椅子。

座ってみる。

塾のそれとは違って硬くてお尻と腰にキそう。

 

浮浪者の人、今日もいる。

この人が定期的に歩き回ったり、

「ふぁ〜〜」とか「むにゃむにゃ」言ったりしている。

もちろんだれも何も反応しない。

 

たぶんこの人のおかげで

この空間が良い意味で「なんでもありのくつろげる」空間になっているのだと思う。

集中力もつきそうだ。

 

今日も老若男女さまざまな人が勉強している。

みんな何かに向かって一生懸命だ。

どんな身なりをしていても、頑張っている人はかっこいい。

 

私はこのブログを書き終えたら、

さっそく勉強を始める。